昨今の医療IT化の波は、コンピュータ・ネットワーク技術の進歩を考えると当然のことと受け止められます。しかし、その導入・開発・運用方針に対しては違和感を感じざるをえない状況です。
東京女子医科大学在職中13年間にわたり、開発・運用しつづけた医療情報システムに関するノウハウを、他の医療機関と共有するために、普及可能なビジネスモデルを作成し、事業をはじめました。
13年前を振り返りますと、1GBのハードディスクが100万円、8ポート10BASETのハブが33万円という時代でした。この期間にハードディスクの価格は1万分の1、ハブは100分の1になり、しかも高性能になっています。医療情報に限らず情報を長期間保持するためには、初期経費の確保だけではなく、運用・拡張経費をいかに算出し、捻出するかをつねに考慮する必要性があります。
株式会社メディカルストレージは、これまでのシステムを所有する文化から、システム、情報を利用する文化に変革せずして、情報システムの将来はないと考え、アプリケーション・サービス・プロバイダーとして、医療機関の利用者のみならず、患者さま側にも大きなメリットをもたらす、医療情報システム提供ベンダーとして、皆様のお役に立てればと考えております。
平成15年5月18日
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株式会社メディカルストレージ
代表取締役社長 田村 光司
経歴
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3月 |
山形大学医学部卒業 |
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4月 |
東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所循環器内科入局
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9月 |
心研医療情報システム構想 |
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3月 |
同サービス開始 |
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4月 |
大学基盤ネットワーク整備に参画 |
平成 9年 |
4月 |
学長室医学教育情報室に配転 |
平成11年 |
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NEDO ME連携LABプロジェクトに参画、情報管理センター構築 |
平成13年 |
10月 |
医療機関で本邦初のディザスターミラーシステムSAN構築 |
平成14年 |
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学位取得 |
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8月 |
株式会社メディカルストレージ代表取締役社長就任 |
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